2012年度夏学期 量子力学 II
(浜口幸一:講義のページ/ホームページ)
お知らせ
追レポートを締め切りました。
(2012年8月20日)
追レポートを出題。問題
期末テスト実施(7/17)
問題,
解答例
第二回レポート出題(6/5)(提出締め切り済)レポート問題
第一回レポート出題(4/24)(提出締め切り済)レポート問題
ウェブページ作りました。(3/27)
場所:理学部4号館、1220号室
日程:毎週火曜2限(10:30-12:00)、
4/10, 4/17, 4/24, 5/1, 5/8, 5/15, 5/22,
5/29, 6/5, 6/12, 6/19, 6/26, 7/3, 7/10,
7/17(期末試験)
計14コマ + 7/17(火)に期末試験
レポート
第一回レポート・4/24(火)出題:レポート問題はこちら
締切:2012年5月22日(火)17:00
提出先:物理教務(理学部1号館208号室)
第二回レポート・6/5(火)出題:レポート問題はこちら
締切:2012年7月3日(火)17:00
提出先:物理教務(理学部1号館208号室)
レポートには科目名、氏名、学籍番号、学年を明記する事。
成績は、この2つのレポートと期末試験(2012年7月17日(火)に実施)の結果を総合して評価します。
講義内容:(かっこ内は進行状況)
0. はじめに (4/10)
0.1 ウェブページ/0.2 予定/0.3 成績/0.4 自己紹介/0.5 (オマケ)/0.6 おさらい
1. 3次元空間でのシュレディンガー方程式
1.0 前半のoutline (4/10)
1.1 極座標による3次元のシュレディンガー方程式 (4/10)
1.2 球対称ポテンシャル内の粒子のシュレディンガー方程式
1.2.1 例 (4/10)
1.2.2 変数分離 (4/17)
1.3 角度成分
1.3.1 解(=球面調和関数) (4/17)(球面調和関数の図)
1.3.2 角運動量 (4/17)
1.3.3 ここまでのまとめ (4/24)
1.4 動径成分
1.4.1 一般論 (4/24)
1.4.2 水素原子:V(r) 〜 -1/r (4/24, 5/1)
1.4.3 調和振動子:V(r) 〜 r^2 (5/1)
1.4.4 (おまけ)ビリアル定理 (5/8)
2. スピン
2.0 スピン自由度の存在 (5/8)
2.1 角運動量再び (5/8, 5/15)
2.2 スピン (5/15)
2.3 s=1/2のとき:パウリ行列 (5/15, 5/22)
2.4 スピンと磁気モーメント
2.4.1 一様磁場中のループ電流 (5/22)
2.4.2 角運動量と磁気モーメント (5/22)
2.4.3 一様磁場中のスピン (5/22)
2.4.4 L-S 結合 (5/29)
2.5 角運動量の合成とClebsch-Gordan係数
2.5.1 角運動量の合成とClebsch-Gordan係数 (5/29)(プリント1, プリント2)
2.5.2 Wigner-Eckartの定理 (6/5)
3. 対称性と保存則
3.1 保存量 (6/5)
3.2 対称性 (6/5)
3.3 連続対称性の生成子と保存量 (6/5)
3.3.1 並進対称性と運動量 (6/5)
3.3.2 回転対称性と角運動量 (6/5)
4. 様々な近似法
4.1 摂動論(定常状態) (6/5)
4.1.1 縮退なしの状態 (6/12)
一般論
例 1-1:調和振動子 + x
例 1-2:調和振動子 + x^4
例 2 :Stark効果(基底状態)
4.1.2 縮退ありの状態 (6/19)
例:Stark効果(n=2)
4.1.A(寄り道)ハミルトニアン <---> 行列 (6/19)
4.1.3 Zeeman効果 (6/26)
4.2 摂動論(時間発展) (7/3)
4.3 WKB近似 (7/3, 7/10)
期末テスト、7/17(火)・・・・・自筆ノート+講義中に配布した資料、持ち込み可
特定の教科書・参考書はありませんが、講義ノートを作る際に参考にした本をいくつかあげておきます。:
現代物理学の基礎3, 4「量子力学 I, II」(岩波書店)
猪木慶治、川合光「量子力学 I, II」(講談社)
朝永振一郎「角運動量とスピン」(みすず書房)
浜口幸一(講義のページ/ホームページ)