研究会「Strings, Branes and Unified Theories」

最終更新日 2001/11/6

[English]

招待講演者、講演タイトル、スケジュール


科学研究費特定領域研究B 「超対称性と素粒子の統一理論」(代表:江口徹)に基づき、研究会を開催いたします。

期日

2001年11月12日(月) 〜 11月16日(金)

場所

京都大学 基礎物理学研究所 大講演室

趣旨

近年、素粒子の統一理論として有望視されている弦理論の分野は、双対性などの助けを借りて、ブレーンとよばれるソリトン的なものの振る舞いを調べることによって大きく発展してきました。特にここ数年は、弦の場の理論や非可換幾何学を用いたタキオン凝縮の解析など、これまでとは異なる観点からの弦理論の見なおしが進んでいます。また一方、スケールの大きな余次元の存在の可能性などの brane world シナリオによる現象論との結びつきも注目されており、統一理論の構築へ向けて、ブレーン、あるいは弦理論がよりいっそう重要な役割を果たすと期待されます。そこでこれらの話題について、弦理論,場の理論と素粒子の現象論の両分野の交流を深めるため、本研究会を開催いたします。

主なテーマとしては

  1. 弦理論、M-理論
  2. D-brane と ゲージ理論の双対性
  3. 非可換ゲージ理論、非可換ソリトン
  4. 弦の場の理論
  5. Supersymmetry
  6. brane world
  7. large scale compactification
などが予定されています。

弦理論や場の理論と、現象論の間の交流を深めるという目的を踏まえ、speaker は両方の分野の方々にお願いしています。

申し込み方法

すでに参加申し込みは終了いたしました。

11月中旬は紅葉の季節で、京都は観光のハイ・シーズンです。 また同じ時期に大きな集会があり、ホテルが混むことが予想されますので、 お早めに宿の予約を取られることをお勧めします。

問い合せ先

今村洋介 Phone: (03)5841-4138
E-mail: imamura@hep-th.phys.s.u-tokyo.ac.jp

世話人

稲見武夫(中央大)、江口徹(東大)、風間洋一(東大)、九後汰一郎(京大)、坂井典佑(東工大)、佐々木隆(京大基研)、柳田勉(東大)、山口昌弘(東北大)、梁成吉(筑波大)、今村洋介(東大)