2023 年度:量子力学3
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量子力学は近代物理学の基礎的考えであり、物理学の幅広い分野において用いられています。
- 1. 多体系
- 2. 同種粒子:ボソンとフェルミオン
- 3. 第2量子化
II: 電磁場内の荷電粒子- 1. ゲージ対称性
- 2. Landau準位
III: 3次元の散乱- 1. 散乱断面積
- 2. ボルン近似
- 3. 部分波展開とphase shift
参考書
- 量子力学(特に第2巻)
- 猪木慶治・川合光
- 講談社 (1994)
- 2. 同種粒子:ボソンとフェルミオン
この講義は、量子力学1および2で学んだ内容を発展させ、量子力学のさらに進んだ理解を得ることを目標とします。
講義の前半では、多体系の量子力学的扱いについて解説し、ボソン及びフェルミオンが量子力学においてどのように扱われるかについて学びます。その後、荷電粒子の電磁場中での運動について解説したのち、講義後半は3次元の散乱問題について学ぶ予定です。
具体的な講義内容は下に示した通りです。
I: 多体系の量子力学と同種粒子